キクチ眼鏡専門学校

「オプトメトリー」とは?

キクチ眼鏡専門学校は、視力を通して人を支える、真のスペシャリストを育成しています。
「オプトメトリスト」は、その学びを示すひとつの証です。

オプトメトリーとは

人は、自分の身の周りの情報を眼から得ています。文字や記号、物の判別、大きさや距離感...。
そこには、眼の中でピント合わせをする「屈折の調節」、両眼からの情報を処理して物を認識する「両眼視機能」などがはたらいており、それを支える眼そのものの健康さも、快適に物を見るためには欠かせません。
また視力は、物の見え方だけにとどまらず、その人の思考力、記憶力、判断力などにも深い影響があります。

物がぼやけて見える、二重に見える、目が疲れやすいなどの症状があるとき、その原因を探って適切な対処法を見つけるには、こうした眼の機能や健康についての科学的な理解が必要です。
光学をはじめ生理学、解剖学、心理学などさまざまな面から、眼と視力について研究する学問が「オプトメトリー」なのです。

オプトメトリスト

「オプトメトリスト」とは、視力保護のスペシャリスト。
オプトメトリーで学んだ専門的な知識や技術を基礎として、眼に関する機能を検査し、視力の問題、眼の病気、その他の異常をみつける高度な技術者です。
乳幼児から高齢者まで、あらゆる人々にビジョンケア活動を行い、すべての人々が一生を通じて快適な視生活ができるようサポートすることが、オプトメトリストの使命です。

メガネやコンタクトレンズの処方だけでなく、使用方法やメンテナンス、生活習慣についてのアドバイスなどもおこないます。
現在、日本のメガネ人口は約7,500万人。人口の約60%を占めるともいわれ、世界で最もオプトメトリストを必要としている国と言えます。

さらに、学校での視力検査、幼児の視力の発達検査、両眼視に問題のある方の視機能トレーニング、発達障がいを伴う方々の視機能トレーニング、ロービジョンの方々の視力管理にも、オプトメトリストが活躍しています。
また、スポーツ選手に要求される「動体視力」や「瞬間視」などの特殊な視機能の検査・矯正・強化・保護をおこなう「スポーツビジョン」にも取り組んでいます。

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認定眼鏡士

メガネをかける人たちにとって、それは単に文字や物がよく見えればいいというものではないはず。その人の生活環境に合っているのか、かけ心地はどうか、長く使用し続けても快適か...。さまざまな条件にマッチしてこそ、その人が求めるメガネであり、視生活を守る大切なパートナーとなります。
そのために大切なことが、適切な視力測定、使用目的やライフスタイルにあったレンズ選定、フレーム選び、フィッティング調整など。だから、専門的な知識や技術が求められるのです。

しかし、一般の方々にその技術レベルを判断することは容易ではありません。そこで、一般の方々にもわかりやすくスキルを提示するために生まれたのが、(社)日本眼鏡技術者協会による「認定眼鏡士制度」です。
この制度は、当協会が専門知識や眼鏡技術、生涯教育の履歴を審査認定することで、レベルに応じた資格を与えるもの。眼鏡専門学校を卒業した人には、修業年限により「S級/ SS級/ SSS級(最高位)」のランクが与えられます。

本校の場合、卒業後、SS級認定試験に合格すれば「SS級認定眼鏡士」、オプトメトリスト認定試験に合格することで「SSS級認定眼鏡士」を取得することが可能です。
また、本校の学生は、卒業時に文部科学省認定の称号「高度専門士」が授与されます。この称号授与書には、修了した課程、学科名が記載されていますので、第三者に自分が学んだ技術、技能、教養などが提示でき、就職をする際などは、自分のスキルを証明する証になります。また、高度専門士は、大学院への受験資格も認められていますので、将来の選択肢を広げることも可能です。本校では、専修学校・各種学校教員資格の取得もめざし、指導を行っています。

JOA 日本オプトメトリック協会

JOA(Japan Optometric Association)は、日本におけるビジョンケアの思想とオプトメトリーを推進するとともに、オプトメトリー制度の確立と社会的地位の向上を目的として、1979年に設立されました。
その主な活動は、オプトメトリスト認定試験の実施と認定、研究会の開催、オプトメトリーに関する教育の助成および顕彰、国内および海外のオプトメトリスト団体との情報交換など。
生涯教育を必要とするオプトメトリーに携わる人々のさらなる知識の向上、次の時代のビジョンケアを支える人材の育成を行っています。

また、JOAは、世界規模のオプトメトリー団体WCOにも加盟。JOAオプトメトリストは、WCOの公認を得ています。
JOA認定オプトメトリストになるためには、4年制以上のオプトメトリーカリキュラムを有する専門学校で学ぶ必要があります。
キクチ眼鏡専門学校は、日本で唯一そのカリキュラムを導入しており、オプトメトリスト認定試験にチャレンジできます。

オプトメトリスト認定証

世界のオプトメトリー事情

この分野の一番のリーダー国はアメリカです。 WCOの本部もあるアメリカでは、17の大学にオプトメトリストを養成する学部が存在し、高校卒業後6~8年の修業年限を要します。 オプトメトリストの養成は、欧米諸国をはじめ、世界中へと広まりつつあります。

オプトメトリスト・認定眼鏡士になるための学び

  • 視科学

    眼のつくりとはたらき、眼の病気に対する医学的理解など、眼そのものに関する知識や、検眼技術や光学理論など、見る機能全般に関わる知識について学びます。

  • コンタクトレンズ

    コンタクトレンズの原理や測定技術について学びます。
    快適に装着していられるコンタクトレンズづくりのための知識と技術のほか、着け外しの技術も習得します。

  • フレームデザイン&クラフト

    メガネフレーム1本が完成するまでの工程について学びます。
    板状の素材から、切り抜き、削り、加熱し、組み立て、研磨などを経て、完成品のメガネに仕上げていきます。

  • レンズ加工

    機械によって自動的に削られたレンズを、手作業で微調整し仕上げる工程を学びます。光学的に正確な眼鏡づくりはもちろん、美しく仕上げる技術も身につけます。

オプトメトリスト・認定眼鏡士としての活躍の場

取得した資格とともに社会で活躍

本校の場合、卒業時に文部科学省認定の称号「高度専門士」が授与されるほか、(社)日本眼鏡技術者協会による「認定眼鏡士制度」のSS級認定試験に合格すれば「SS 級認定眼鏡士」、オプトメトリスト認定試験に合格することで「SSS 級認定眼鏡士」を取得することが可能です。

卒業後の進路は、眼鏡店はもちろん、眼科やコンタクトレンズクリニック、そして研究員まで、幅広く多彩です。メガネのレンズ・フレームのメーカーや卸しの関係会社、医療機器などのメーカー、あるいは開業して活躍する人も数多くいます。高齢化やIT化がさらに進む中、社会的ニーズも高まり、今後活躍の場はさらに広がりを見せるでしょう。

またキクチ眼鏡専門学校の母体である「キクチメガネ」は、関東・中部・関西に多店舗展開を行っている業界屈指の眼鏡店。日本で最大規模のメガネチェーンAJOC(オール・ジャパン・メガネチェーン)の主力メンバーでもあり、卒業後の進路においても、業界のバックアップ体制に恵まれています。

さらに学びを深める

本校卒業後は、大学院オプトメトリー修士取得課程への進学が可能です。
また在校中に優秀な成績を修め、本校の推薦を受けた卒業生は、提携している米国パシフィック大学オプトメトリー学部のプログラムに無試験で入学が可能。オプトメトリー分野の先進国・アメリカという充実した環境の中で、より学びを深められます。
必要な単位を修得することで、大学より学士とオプトメトリードクター(O.D.)の称号、またはオプトメトリーの修士を取得することができます。